こんにちは!
4年ぶりの大雪でしたが、皆さん大丈夫でしたか?
ほんのわずかな時間で雪国のようになり、幻想的な景色でしたね
(そんなのんきな話をしてる場合じゃないって怒られるかしら…)
さて、今回は1月18日(木)の午後、東葛地域にある
3か所の企業をめぐる「職場見学会」が行われました。
利用者の参加者は7名。サポステからも3名のスタッフが同行し、
小型バスを仕立てての企画です。おじゃましたのは、これまでかしわサポステから
先輩たちが実習に参加したり、アルバイトや社員として就職した企業ばかり。
求職活動中の利用者の皆さんも興味津々です。
まず最初に訪れたのは「(株)ニチイケアネット 関東物流センター」。
ニチイ学館を親会社に、介護用品のレンタルを主業務にしている会社です。
訪れた職場は、そのレンタル介護用品の洗浄や修理を行う部署。
多種多様な介護用品の修理を細かに行っています。
レンタルから帰ってきた車椅子や電動ベッド等が、それぞれきちんと仕分けされ、
担当者が、高圧洗浄から頭のつぶれたねじの交換まで、
指示書に従って真剣に取り組んでいました。
「最初から出来なくても心配ありません。丁寧に教えますし皆慣れていきます」という
案内役の課長の言葉に、一同ホッと胸をなでおろした様子。
仕事は日々繰り返し、積み重ねることで熟練していくのですから、
見学させていただいたベテラン社員の皆さんのレベルに、
初めから到達することはできませんよね。
次に訪れたのは、大きな機械で製品を作るメーカー「江戸川ダンボール工業(株)」。
段ボールシートから完成品の段ボール箱までひとつの工場で完成させます。
全員ヘルメット代わりのキャップをお借りし、
大きな機械音が響く工場の中を案内していただきます。
工場のほぼ長さいっぱいの巨大な機械が、シートから表面の印刷、
持ち手の穴あけまでしてしまう様子には、皆驚きの表情。
少ない人数で大量の製品を作る現場に圧倒されました。
最後は、物流企業「柏センコー運輸株式会社 柏の葉第一PD」。
全国規模の運輸会社のグループ企業で、主にホームセンターへの
納品仕分け作業を行っている職場です。
大きな2層の建屋を埋めた棚に、カー用品からペットの餌まで、
ホームセンターで扱う数多くの品物が全て番号を振られて並んでいます。
女性のパートタイマーの方々が、きびきびと指示書を手に
番号をチェックしながら品物を箱詰めしていきます。
説明をしてくださった所長は「仕事柄、曜日、時間帯により
仕事の量に差があるので、アルバイトの方にとっては、
短時間、特定の曜日に働くという選択肢があるのも魅力では?」と。
確かに、仕事への第一歩として、少ない時間から働ける職場もあるのは
ありがたいことだと思います。
3社をめぐってみて、それぞれ業種も業態も違い、
さらに見学コースではなく仕事の現場を見せて頂いたことで、
利用者の皆さんには得るものが多かったのではないでしょうか。
中でも、すべての職場で出会えた、自分の仕事に誇りを持って働く人々の姿に、
未来の自分の姿を見た人もいたのでは?
明日からの求職活動に、勢いがつく職場見学でした。
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